谷は眠っていた
- 作・演出 倉本聰
- 富良野塾20周年記念公演ファイナル2004冬
- 富良野塾公演2007冬 22期生卒塾公演
- 2008年 23期生卒塾公演
- 富良野GROUPロングラン公演2010冬
- 富良野GROUP公演 閉塾特別公演
富良野市西布礼別の原野に十数人の若者が集まった。シナリオライターと役者を目指し、日本全国からやってきた若者たちである。
荒れ果てた原野を切り拓き、農業を手伝いながら学ぶ彼らに、都会では考えられなかった試練が襲いかかる。炎天下の軟調な労働、体力の限界、手段生活…。
そんな中、彼ら自身の手でスタジオ棟を建て、そこでひとつの芝居を杮落としとして公演するという計画が持ち上がる。
計画に燃えさらに労働や稽古に励む中、事故が起きる。
ケガのため塾を去るものを、それぞれの思いの中で見送りながらもスタジオ棟は完成する。
ひとつの夢を叶えた若者たちが歓喜の叫びをあげた時、それは同時に別れの季節もあった。
